レッスンの流れ
レッスンの流れについて少し具体的に記します。まず、駒の並べ方、動かし方を知らない生徒さんには、それらを教えてからのスタートになります。
戦法として最初に取り組むのが、棒銀です。飛車の頭に銀が上がっていく基本的な戦法です。飛車、銀だけで攻めるシンプルな棒銀が身に付いたら、次に矢倉囲いを覚えます。この矢倉棒銀を覚えれば、それなりに序盤は戦える形になります。
矢倉は手数が少し長いため、先に飛車を真ん中から左に移動させる振り飛車(四間飛車が基本)の代表的な囲いの美濃囲いから覚えていくこともあります。
しばらくこれらの形に慣れたあと、矢倉囲いから飛車、角、銀、香の四枚で攻める本格的な棒銀戦法を覚えてもらいます。
ここまでは、ほとんどの生徒さんに覚えて頂いています。特徴としては振り飛車党の方でも、ある程度は居飛車にも取り組んで貰うことと、攻めを重視する事でしょうか。
居飛車を覚えることは振り飛車党の方にとってもプラスになります。攻めを重視するのは、やはり守るより攻めが好きな方が多いでしょうし、相手玉を詰めることが出来ないと勝てるようにはなりません。守りは少しずつ覚えていけばいいと考えます。
また生徒さんによっては角交換が好きでない場合も多いので、その生徒さんに合った将棋の指し方をものにして頂きます。
初心者の方には少し難しかったかもしれませんが、まずこれらを土台としてその先のレッスンを進めます。覚えの早い遅いは人それぞれですので、生徒さんに合わせた丁寧な指導を心がけていますので心配いりません。
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